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フンメル (自走砲) : ミニ英和和英辞書
フンメル (自走砲)[ほう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

自走 : [じそう]
 (n,vs) self-propulsion
自走砲 : [じそうほう]
 (n) self-propelled artillery
: [ほう]
  1. (n,n-suf) gun 2. cannon 

フンメル (自走砲) : ウィキペディア日本語版
フンメル (自走砲)[ほう]

フンメル (独:Hummel )は、第二次世界大戦期にドイツで開発された自走砲である。
III号戦車IV号戦車それぞれからパーツを流用して作成されたIII/IV号車台を使用して製作されたもので、150mm榴弾砲を搭載している。主にドイツ国防軍により、1943年から終戦まで運用された。フンメルは「マルハナバチ」の意味。制式番号はSd Kfz 165。
== 歴史と概要 ==

1941年6月のバルバロッサ作戦、すなわちドイツのソ連侵攻で、装甲部隊に追従できる砲兵部隊の欠如が明らかとなった。フンメルは1942年、この欠如を補うために計画された。その時点でも既にいくつかの自走砲が運用されていたが、対戦車砲や重歩兵砲を自走砲化したものであり、野戦榴弾砲を自走砲化したものはなかった。
最初の試作は、III号戦車に105mm leFH17榴弾砲を搭載したものだったが、これはIV号戦車に榴弾砲を搭載する計画が推進されたために却下された。試作車が1門のみ製造されたが、この計画もより強力な解決策が提案されたために、さらに却下された。
代替計画は、「III/IV号火砲車」として15cm sFH18 L/30榴弾砲を搭載するもので、対戦車自走砲であるナースホルンと同様、III/IV号車台を使用した。この車台では乗員が砲を操作する空間を確保し、かつ重量バランスをとるため、戦車用車台では後方にあったエンジンは中央に移されている。試作車では生産型と異なり、起動輪にIII号戦車と同じものを使用した。
このIII/IV号火砲車はフンメルと命名された。乗員と砲を保護するため、オープントップで全周を囲む形の10mm厚の装甲が設置された。後期モデルでは、車体前部の操縦手と通信手のスペースが左右繋がる形で拡大された。
終戦までに714門のフンメルと、150輌の弾薬輸送車が製造された。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「フンメル (自走砲)」の詳細全文を読む




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